姉より。みちこの写真

みちこ個室のみちこ 姉です。

コメントありがとうございます。

私の自己満足な勝手な間違いのために、閲覧者のみなさまにはたいへんご迷惑をおかけしております。もうしわけありません。

でも、このブログは閉鎖することはありません。閉鎖すればみちこが存在したことを消してしまうような気がするからです。

今日は写真をアップしてみました。いただいたコメントの中に、「ネタでなかったら写真を載せてください」というものが多々あります。それで、みちこのアルバムから写真を選びました。

みちこの闘病はネタではないです。みちこはパソコンのない時代に生きていました。ブログの中で年号に合わせて元の日記の内容に合わせて変えたもの以外、事実です。

みちこは新しいものが好きだったので、パソコンをさわらせてみたかったのです。

登場する人物もすべて実在の患者さんです。

この写真は、肺が破裂して、個室に移されてすぐのものです。みちこの肺から管を通して下の容器に入れています。赤いのはすべてみちこの肺の病巣から出た血液です。みちこはこれでひどい貧血状態になり、何回も輸血を受けました。

今頃何を書いても信じていただけないと思うと自分の愚かさを呪いたくなりますが、みちこが存在し、闘病し、Kくんとはじめての恋愛をしたのは事実です。


実はもう一冊の日記帳が出てきました。しかしこれはすべて英語で書かれています。くせのある筆記体ですので私には解読不可能です。これはあとに遺したくない本当の気持ちが書かれていると思いますが、解読はしないつもりです。


みちこは洋楽が大好きで、Kくんとのやりとりも洋楽でした。しかし私がわからないので邦楽に替えてブログに書きました。私とみちこの邦楽の趣味はほとんど一致していたのでこれはみちこに許してもらえると思います。


顔が見える写真は勘弁してください。みちこも、治療で顔がむくんでいたのを気にしていましたので。この写真も顔がむくんでいます。


またなにかあったら書きこむ事もあると思います。


みちこは光になった……

ブログにご訪問くださっていたみなさまへ。

姉です。

みちこは9月4日の午後7時50分に旅立ちました。

肺のがん細胞が、心臓を圧迫して、心不全を起こしました。

意識はあれから戻らず、そんな中うわごとを言っていて、時々手を動かしてパソコンのキーを打つようなまねをしていました。うわごとで、「書くことが…」と何回か言っていました。
私とは話ができないまま、旅立ってしまいました。

心臓がやられたので、がん患者特有の青黒い顔色にもならず、ほほはふっくらとしたままでした。

6日の嵐の中、たくさんのお友達がお別れに来てくれました。
私が買っていた白いロングワンピースはとうとう着ることができませんでした。
お棺の中に掛けて、それを見たみなさんが、天への花嫁と言いました。

今までこのブログを読んでくださり、ありがとうございました。ブログについては、みちこのノートにも感謝の言葉がたくさん書いてありました。

ブログはこのまま残してください、とのみちこの願いですので、このままにします。
ネットの世界に、遊びに降りてきたいのでしょう。
苦しみから解放されて、今は空の上でKくんと再会していると思います。

みちこに頼まれた絵がありますので、それをアップして、このブログをラストにしたいと思います。

みなさまのコメントはプリントアウトして、みちこに供えさせていただきますね……。
ほんとうに、いままでありがとうございました。

奇跡/みちこ、目覚める

姉です。
病室のみちこのパソコンを立ち上げてみました。

おととい夜、意識不明からみちこが目覚めました。
ドクターは奇跡が起きたといいました。家族全員でそばにいて三交代で付ききりでみていて、みちこの好きな音楽を流しっぱなしにしていました。

私が交代で寝ている時間にみちこが目を覚ましました。お母さんがそばにいました。
「お母さん!お母さん!」とみちこは言い、氷をほしがったそうです。
お母さんが氷を口に含ませて、みちこはよろこんだそうです。

私が起きてきた時は、また眠っていました。

お母さんに、意識不明の間のことをみちこは話しました。
「私がいっしょうけんめい呼んでいるのに、お母さんは返事をしてくれない。私はベッドの上に寝ている私を天井から見おろしていて、お母さんたちを見ている。
そのあと、私は暗い世界に吸い込まれた。なにもわからなくなった。宇宙に行ったみたい…」

意識不明の状態になった時、ドクターからはもう目覚めないと言われていました。
でも奇跡が起きました。

いつもお母さんのいる時だけ目覚めるので、いっしょにいて私は話ができていないんですが、また目覚めてくれると思っています。

昨日も目覚めて、氷をほしがったそうです。
今朝はうつらうつらしていて、呼びかけても反応しません。

もう一度目覚めてほしい。
ブログにもたくさんコメントいただいて、感謝するばかりです。ありがとうございます。
みんなみちこに聴かせます。


容態急変

みちこが容態急変して、意識不明の重態であぶないと電話。

これから病院へ行きます。

代筆・姉/お寿司が食べたいな

みちこより電話。

お寿司が食べたいー!と電話がきました。
今朝はおいしいモモとプリンを食べたとか。
頭の毛を洗いたくて、看護師さんに頼んで準備してもらっていたのだけど、ちょっと首を動かしたら背中が激痛で、中止。なげいていたら、看護師さんが頭をアルコールできれいに拭いて三つ編みにしてくれてすごくさっぱりしたとのことです。
ドクターが、お寿司お寿司というみちこの言葉で、じゃあ明日僕が寿司をおごるよと言ってくれたそうで、喜んでいました。

今日は痛みも軽いそうです。こういう日が続くといいね。

姉より補足

みちこが痛みに耐えているのは、意識レベルを下げる痛み止めを打つのを拒んでいるからです。それを打つと命も縮むそうです。
痛いのが治っても、意識がなくなるのはいやなんだそうです。
なるべく長く、話をしていたいから、と、ドクターに頼んだそうです。
ほんとうに我慢できなくなったら打ってもらうということです。

みちこにあるがままを書くように頼まれたので、私は書き続けます。
読むほうがつらいかもしれません…。

代筆・姉/恐怖

みちこより電話。

眠れない。痛くて眠れない。首のほねが折れ曲がった感じ。首にも病気が回ったか。
体がコの字型に折れ曲がって、はしごみたいになって、おなかを出して寝ていて脚がバラバラに付いてる感じ。
痛みは痛いという感覚よりも死の恐怖で、ちょっとでも動かすと痛みでそのまま死んじゃうかと思う。
お腹がぼこぼこで、硬くて、ドクターがお腹をさすって診察してくれる。


電話口でハアハアやっとしゃべる感じで、みちこが、もう電話できないかも……と言った。ほんとうに苦しそうなので、無理しないでと話した。
あとは、ごめんね、ごめんね、と言っている。あやまることなんてないのに……。

代筆・姉/ドクターとお話

みちこより電話。

ドクターとかなり長い間症状について話していたそうです。
説明をしてもらい、みちこが質問するかたちで、余命を訊き出そうとしたけど教えてくれなかった、でも自分の体は自分がいちばんわかってる、となにか決心したようでした。
あきらめちゃだめだよ、と話すと、あきらめない、負けない、でもほんとうにしんどい、いつまでがんばれるかわからないとのこと…。
がんばるがんばるという毎日に、お母さんが、もうそんなにがんばらなくてもいいよ、気を楽にしたほうがいいよ、と言ってくれて、ほっとできたと言ってました。
ほんとうにつらそうです。声もまたか細くなりました。
熱は38度のままだそうです。

痛みもひどく、胸まで腰の痛みが上がってきて、胸の痛みといっしょになっているそうです。
がんばれというのもきついかもしれないです。がんばれと言うより、痛みが治まるといいね、苦しいのが軽くなるといいね、という具合です。
食べ物は、パンを牛乳にひたしてやわらかくして食べているそうです。

姉・代筆/みちこより電話。Yちゃんが……

みちこよりさっき泣きながら電話。

痛いので泣いているのかと思ったら、21日にYちゃんが亡くなっていたという…。
ショックで、悲しくて、苦しいのにもかかわらず電話をしてきました。
みちこは泣きながら、やっと聴こえるくらいの小さい声で、Yちゃんの話をしました。
Yちゃんが、21日に亡くなったのは、さっき知ったそうです。みんなで隠していたそうですが、患者のひとりが教えてくれたそうで…。知らなくて、会えなくて、悲しい、どうして、と泣き続けていました。
Yちゃんは、食べ物をのどに詰まらせて、吐き出す力もなく、そのまま亡くなってしまったとか。だれもいない時に…。かわいそうすぎます。

みちこは、今日は朝ベッド上で背中のレントゲンを撮ったそうです。動かされる時、一瞬呼吸が止まるほど痛かったそうですが、Yちゃんのことを知って、痛みも飛んだと言っていました。

私、負けない、Yちゃんのぶんまでがんばる、痛みも苦しみも峠を越えれば軽くなるだろうから、耐える、と電話で言いました。

Yちゃんとはほんとに仲良くしていたから、つらいと思います…。のりこえて、がんばってほしい!

Hくんは明日退院だそうで、さみしくなるけど応援の手紙をいっぱい書いて置いて行ってくれたので読んでがんばると言っていました。


代筆・姉/母からの電話

母親からの電話。

お父さんも無事到着して、ふたりでみちこの脚をさすっているそうです。

腰の手術痕が膿んできていて、それを体を動かして治療せねば床擦れになったりばい菌が入ったりして大変なことになるので、痛いのにドクターと看護師さん7人がかりでみちこをもちあげるそうです。
その時の痛みは想像を絶するもので、骨をバキバキつぶされるような痛みで、みちこは声も出せないそうです。
胸の焼けるような痛さと苦しさ、腰と脚のしびれるような痛さは日に日にひどくなっていて、病気が憎い、闘わなければ、と思わないとつらくてそばにいられないとお母さんが話していました。

みなさまのコメントが涙がでます。電話口をみちこのところに持って行ってもらい、少しの間ですがコメントを読み上げました。みちこはうん、うん、とうなっているだけですが、ちゃんと伝わっているようです。

奇跡が起こることを信じて、みんなでがんばっています。ありがとうございます。

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