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9月5日

9月4日に亡くなったみちこですが、家に帰ってきたのは9月5日のお昼頃でした。

みちこは白い布でおおわれて、眠っているようでしたがうぶ毛まで凍っていました。葬儀まで2日ありましたが、まったく問題なく、病院の冷凍システムはすごいなと思いました。

もしあのとき、献体を断って運んだら、ドライアイスを入れてもらえただけで、ちょっと怖いことになっていたかもしれません。

まずみちこの友人知人、関係者に連絡しなくてはなりません。

病院からも電話をかけましたが、みちこのアドレス帳がみつからず、たいへんでした。

家にあるもうひとつのアドレス帳から次々電話をしていきました。

新聞社からもおくやみ欄の掲載について電話がありました。2社から連絡がありましたが両方とも載せてもらうことにしました。

そのころは個人情報がどうの、とかありませんでしたから、病院名や病名まで載ったのです。

新聞は次の日の朝刊に載るということでしたが、それまでに驚くことが起こっていました。

町中に「しみが死んだ」とうわさが夜のうちに広まり、5日にはかなり広まってしまったようです。

そこで、かけつけてきたしみの同級生に(そのときの彼女の驚きようはすごかったです)しみじゃなくて、みちこだよ、妹のほう!みんなに話して、と頼みました。

「もう○○ちゃんにしみが死んだって話しちゃった」とあちこちから言われました。

しみは昔から体が弱かったのを同級生は知っていたので、当然のようにしみが死んだと思い込んでしまったのでしょう。

それで、また電話をかけまくることに。いちばん苦手な先生にも電話をしなけりゃならなくなり、もう大パニックでした。

先生に電話をすると「もう○○先生に話しちゃった」

あららー、です。

訂正するのにかなり時間がかかりました。今ならメールとかありますけど、黒電話の時代ですからね。留守番電話などもなかったし。

先生が言うには、みちこのように運動も勉強もそこそこできて、手がかからない生徒、というのは記憶に残らないそうです。

しみのように学校始まって以来の病弱、運動音痴、学校も休んでばかり、などという生徒はよく覚えているそうです。それでよけいに「しみが死んだ」と思い込んでしまったそうです。

「しみが死んだと言われても、べつに驚かないけどみちこちゃんが死んだなんて信じられない」とあちこちで言われました。

骨肉腫という病気は元気な子がかかるイメージがあります。サッカー選手にもいましたよね。

笑えない笑い話です。

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  • 2019.09.23 Monday
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