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みちこの髪

JUGEMテーマ:健康
みちこが抗がん剤を受けることになって、いちばん気にしていたのは髪が抜ける、ということでした。

吐き気やおう吐は我慢できても髪が抜けるのは絶対イヤ。これが口癖でした。

みちこはおしゃれが大好きで、特に髪はとても気を付けていて、高校生ごろから毎日朝シャンプー、ドライヤーでカールをつけて登校していました。(学校はカーラーは禁止なはずでしたけど守っている人はいなかったような…)

みちこは生まれつき茶色の髪で、市松人形のように真っ黒な髪の姉とは対照的でした。母方の親戚に茶髪が多かったのでそれが遺伝したのでしょう。その上ドライヤーで毎日巻いているものだから、髪が傷んでさらに茶色くなっていました。

がんセンターで抗がん剤を点滴するときは、髪が抜けないように、氷を頭に巻きつけて頭皮の血流を悪くしていました。氷を入れたビニールの袋が動かないようにヘルメットをかぶっていました。ナースセンターにたくさんのヘルメットが置いてありましたがそういう理由だったようです。

それでも髪はしだいに抜けはじめました。みちこは髪をとかすのも恐ろしいと言っていました。

でも全部抜けるということはありませんでした。それでこのブログがそこもうそをついていると言われました。

本当に、髪は保っていたのです。くしを入れるとごっそり抜けることはありました。枕が髪だらけになっていることもありました。でも全部は抜けなかったのです。

もし肺が破裂しなかったら、強い抗がん剤を受けることになっていて、それをしたら、全部髪が抜けるよ、と主治医に言われていたそうです。

放射線治療は毎日やっていましたが、抗がん剤の点滴は普通より回数が少なかったようです。

しみが趣味で持っていたウィッグ(黒のストレートロング)をみちこが貸してほしいと言いましたが、実際みちこがそれを使うことはありませんでした。外出する仲間に貸していたそうです。真夏には暑かったと思います。返してもらったウィッグを私が洗いましたが、すごい脂でした。ベトベトになっていました。

現在では医療用のウィッグも開発されて、夏でも蒸れないようですね。当時はおしゃれ用ウィッグを買うしかなかったのです。しみのウィッグも、値段はけっこうしました。今は安いですね。

みちこは髪が多めでしたが、そのころからしみはかなり薄毛でした。

夏にみちこが病院から帰ってきて、洗面所で髪をとかすしみを見て、「まるでお姉ちゃんが抗がん剤をしたみたい。脳天うっすらはげてるよ」と言いました。地肌が見えるほどしみは薄毛でした。

そういえばYちゃんもかなり薄毛でしたがリボンで髪を留められるくらい髪はありました。抗がん剤で丸ごと抜けるという人と、薄毛にはなるけれど残る人と、体質的な違いがあるようでした。みちこの撮った患者さんたちの写真も抜けて帽子をかぶっている人が半数くらいだったようです。

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  • 2019.09.23 Monday
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